読書日記「プライベートバンクの嘘と真実」篠田丈・著

この書籍は、外資系証券会社に永く在籍された篠田丈氏が

スイスの老舗プライベートバンクのパートナーから直接ヒアリングした生の情報が掲載されており、大変参考になる内容でした。

 

スイスのプライベートバンクに関する情報でここまで詳細かつ正確に掲載された書籍は初めてでしょう。


篠田氏曰く、日本の大手証券会社や銀行が行っている

プライベートバンク業はスイス本来のプライベートバンクとは異なり、

正確にはプライベートバンクではないとのことです。

 

また、UBSやクレディスイスも正確にはプライベートバンクとは言わないそうです。

本当のプライベートバンクとはロンバー・オーディエ、ミラボーなどいくつかの限られた老舗プライベートバンクのことを意味するそうです。

 

各行の預かり資産も3000億~1.5兆円前後で、長期運用が基本となります。

 

一番の目的は預かった資産を減らさないことです。

 

加えて、顧客が一代限りではなく、次の代も資産を守っていける方なのかを見極めて、ときにはお断りすることもあるとのことです。

 

各老舗プライベートバンクが提案する参考ポートフォリオが掲載されていましたが、リスクリターンが高いポートフォリオはスイス株がメインであるということが意外でした。

また、ミドルリスクはスイス株メインに欧州株を組み入れていました。

 

確かにスイスには、食品のネスレ、医薬品のノバルティスやロシュ、重電のABB、

金融はUBSやクレディスイスなどグローバル展開している優良企業がたくさんあります。

 

それらのスイス企業を保有することでグローバルな経済成長の恩恵も受けらるということなのでしょう。

 

この書籍の中でファンドラップやSMAといった日本の大手証券会社が力を入れている商品は論外だとばっさり切られていました。

 

私もファンドラップやSMAはコストだけかかって、パフォーマンスも良くない全くお客様のことを考えていない商品だと思います。

 

ファンドラップやSMAに投資されている方はすぐに解約をおススメします。

後日改めてこのコラムでなぜファンドラップやSMAはダメなのか改めて書きます。

 

証券ライフは資産運用をメインに富裕層の方々の様々な問題解決のお手伝いを行っているのでプライベートバンクに近い業態なのですが、本場スイスのプライベートバンクとは異なります。

 

しかし、かゆいところに手が届き、ありとあらゆる問題解決のお手伝いをする和製プライベートバンクを目指したいと思っております。

 

証券ライフが資産運用以外に具体的に行っていることは、

保有不動産のテナント誘致、不動産の価値を高めるコンサルティング、人の紹介、ご子息様・ご令嬢様のご結婚相手探し、旅行のアテンド、健康相談などありとあらゆるお手伝いをしております。

 

今後、もっともっと私自身のスキルや人脈を広げ、お役立ちできる範囲を広げていきたいと考えております。