ベトナムが投資避難所として有望!
米金融大手であるゴールドマン・サックスやJ.P.モルガン・アセット・マネジメントのアナリストらがこのほど米CNBCのインタビューに対し、
欧州で発生している地政学的な緊張からの安全な投資避難所として、
「ベトナムとインドネシア、シンガポール」の3か国が、東南アジアで最も有望な株式市場だとの見方を示した。
J.P.モルガン・アセット・マネジメントのアナリストは、ベトナムについて、新型コロナの影響を受けたにもかかわらず
プラス成長を遂げた世界でも数少ない国の一つだとしている。
東南アジア諸国はロシアとウクライナが同地域の輸出額の1%未満しか占めていないため、
ヨーロッパの地政学的緊張による影響はそれほど大きくないと見られる。
年初から現時点までのシンガポールのストレーツ・タイムズ指数は+9%以上、
インドネシアのジャカルタ総合指数は+7%以上、
ベトナムのVNインデックスは+約1%上昇している。
一方、MSCI AC アジア太平洋(除く日本)インデックスは▲6%、
ストックス欧州600指数は▲6%、S&P500指数は▲4.6%下落している。