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読書日記「暴落を買え!」阿部修平・著

批判的な読書日記が3本続いたので、今回は内容や考え方に強く賛同した読書日記を書きました。

投資関連の本であまり参考にならない本が多い中、スパークスの阿部修平さんが書かれた本は秀逸です。現場の第一線で活躍されていらっしゃるからこそ書ける内容です。

 

この本には本当のことが書いてあります。


この本は、これから投資を始められる方や、本当に資産を増やしたい方にはおススメの本です。

投資に対する考え方をわかりやすく解説して下さっています。

 

阿部さんのお話の中で、特に注目して頂きたい部分は、「インデックス投信ではお金持ちにはなれない」という点です。

 

米国では過去3年のパフォーマンスで見れば、インデックス投信の90%が、アクティブ投信より高いパフォーマンスを上げているのは事実です。

 

しかし、日本では過去3年で、約半分のアクティブ投信がインデックス投信のパフォーマンスを上回っているというデータが出ているということです。

 

今、インデックス投資の方がコストが低いから良いとマスコミやいろんな方が盛んに宣伝されていますが、日本においてはアクティブ投信でパフォーマンスは高いものが半数近く存在するのです。

実際、阿部社長のスパークスが運用する「花咲く中小型株」ファンドは、過去10年間のパフォーマンスランキングで第9位に入っています。

 

ちなみに、花咲く中小型株は残高が50億で、それほど知名度はありませんが、高いパフォーマンスをたたき出しています。

 

実際、ほとんどの方が、知名度や広告に左右されて、投資対象を決められることが多いでしょう。

 

しかし、知名度がなくても高いパフォーマンスを上げているファンドはあります。

証券ライフではそんなファンドを発掘してご案内していきたいと思っております。