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個人株主半減「日本人よ、日本株を買おう!」

7月8日の日経の朝刊に「個人株主16%50年で半減」という記事が出ていました。

 

 

下の図表4は「主要投資部門別株式保有比率の推移」で、

今から約50年前の1970年から2020年まで、日本株全体の時価総額のうち、

何%を個人が持っていたかという数字の推移をなのですが、

1970年に日本個人投資家は、日本株を37%保有していたのです。

 

日本株全体で4割近くを個人が持っていたんです。

それが50年間さがり続けて今は16%になってしまったという状態なんです。 

 

一方で、その間大きく増えたのが、外国人投資家です。

1970年に4.9%だったのが、2020年30.4%まで上がっています。

外国人が3割持っていて、売買に関しては7割を占めているのです。

 

 

日本株は本来、日本人が持った方がいいと私は思っています。

 

個人株主が減ってしまった要因はいくつかあると思いますが、

一つはバブル崩壊です。

1990年からずっと株が下がり続けて、その間ITバブルの崩壊、リーマンショックがあったりして、

株をやめてしまった人っていうのは多いと思います。もう株はうんざりだと。

 

しかし、アベノミクスが始まってからの10年は株は上がってきました。

しかし、バブルの頃に大損をしたり、非常に痛い目にあった人が多かったので、

それによって株から離れてしまったという人も割と多いと思います。

 

二つめは、証券会社側の問題もあると思います。

1990年代後半に株式の手数料自由化が起こりました。

私が入社した頃はぎりぎり固定で自由化される端境期の頃でした。

それまでは固定なので1%ぐらいの手数料だったと思いますが、

どれだけ金額が多くても1%の手数料がかかったんです。

 

そこからネット証券が出てきて、手数料の価格破壊が起こって、

今では100〜200円、無料というところもあります。

 

昔は証券会社の収益の大部分は、株式の売買手数料でした。

それが手数料の自由化によって、株式の売買では稼げなくなってしまったのです。

 

証券会社も利益を出さないと存続していけないので、

ここ数年ファンドラップ、ファンドラップとファンドラップを嵐のように推奨しております。

 

あとはテーマ型の投信とか、外債、仕組み債、あとは保険をやったりもしてます。

ですので、証券マンで、株を理解している人間が少なくなってきているということなんです。

 

株の売買で稼げないので、ファンドラップとか、ラップ口座など預かり残高に対してフィーをいただく、

というような流れになってしまっているんです。

 

証券マンにとって株をお客様にお薦めするインセンティブが減っていったのです。

 

株式投資は、ご自分でやる方も最近は多いですが、

昔は株式投資初心者の方にとって、証券マンに提案してもらって株を購入するというケースが

多かったと思います。

 

証券会社側が株を積極的にお客様に勧めていないというのも、大きな原因ではないかと私は思います。

 

私は株が好きで、野村入った時からずっと、積極的に株をお客様に提案してきました。

今も提案させていただくこともあります。

 

ここ1〜2年はヘッジファンドメインにやらせて頂いておりますが、

株をやりたいという方にはプラスαで、個別株を提案させていただいたりもします。

 

株だけ、というお客様も中にはいらっしゃいます。

 

株というのは夢があります。

私が一番短期間でお客様に儲けて頂いとのは、

4000万買ってもらって、それが4ヶ月ぐらいで1億2000万になったんです。

 

あとは1年で1億が2億になったとかです。

 

そういったお客様に儲けて頂いたケースが結構あるので、

株は非常にいいものだという捉え方をしています。

もちろん、株式投資といえどもそんな甘いものではなく、

 

しっかり銘柄調査をしたり、相場全体の流れを予測しないと儲けることはできません。

株式の保有主体を見ると、1970年、約50年前は37%も個人が持っていたんです。37%までとは言いませんが、せめて25〜30%までは戻したいものです。

 日本株を外国人にずっと買われているというかとは、

ある意味、日本から富が流出していることでもあります。

 例えば、配当金に関して、本来、日本人が保有していれば得られるべき配当金が、外国に流れています。

 日本株の全体の時価総額は、現在、685兆円あります。

外国人の保有比率は30.4%で、

 

日本株の時価総額合計 685兆円 × 外国人保有比率 30.4%=外国人保有時価総額合計 208兆円

外国人保有時価総額合計 208兆円× 配当利回り2.4%= 海外流出配当金5兆円

つまり、毎年5兆円が海外に流れているんです。

 

金融マーケットはグローバルになってますので、当然の事ですが、

 

これは、重要な事実だと私は思います。

 

 

 

 

 

岸田首相の「資産所得倍増プラン」で、投資をしてくださいと言ってます。

2000兆円の個人金融資産の内、1000兆円が現預金なんです。

それを投資に回して、所得を倍増させて下さいと言っています。

 

ですけれども、日経の記事によりますと、預金は日本株ではなく、

アメリカ株とか外国株投信にお金が流れていってるいるのが現状です。

 

マネックスの松本社長とかいろんな方はアメリカの方が成長が高いと言って、

アメリカ株を推奨している所も多いんですが、私は疑問に思っています。

 

アメリカというのは、投資先としてはもう終わりつつあるのかなと思っています。

証券ライフでも従前お話しています通り、

金融緩和バブルの一番のプラスの影響を受けていたのはアメリカなんです。

 

アメリカがバブルの本尊なんです。それが崩れてきているんで、空気が抜けてるんですね。

 

株式市場であったり、ビットコインなんかもそうなんですけれども、

その中でバリエーションの高い状態のアメリカの株っていうのは今後どうなるのか、と私は思っています。

 

それだったら、今すぐにとは言いませんが、今後株式市場下がる局面もあるとは思いますが、

日本株を投資の一つの選択肢として入れていく時代になってきているんではないかと思います。

 

おそらく4〜5年の内に株式市場の大きな調整があるかもしれませんが、

大型株で配当利回りの高い銘柄、例えばNTT。まず潰れることはないです。配当り回りは3%もあります。

そういった大型株で配当利回りしっかりあるところを持つ良いと思います。

日本の皆さんにぜひ優良な日本株を持っていただきたいと思います。

 

そうすると、配当が毎年海外に5兆円の流出している現状を少しでも防ぐことができます。

今後、世界的な株価下落で外国人投資家の売りが出たら日本人が買えばいいんです。

日本人が買わないから、日銀がETFで今買っているんです。

これは副作用の問題とか色々ありますけれども、私は正解だと思います。

 

日本の皆さんが少しでも豊かになっていくには、日本から出ていくお金を減らしていかないといけないと私は思います。

なおかつ、ヘッジファンド等、リターンが安定的に期待できる金融商品で運用し、

お金を増やしていかないといけないと考えます。

 

証券ライフが推奨しているヘッジファンドは10年置いておいたら倍になる可能性があるものございます。

そういう風に、海外の最先端の金融のノウハウ、商品もうまく使いながら資産を増やして、さらに日本株も持つということが重要だと考えます。

 

アメリカ株もいい銘柄もあると思います。それは個人の判断なので、投資というのは強制できないので。

 

ただ私も24年間、株の研究で四季報を読んだりお客様に提案させていただいたりしているんですが、

日本株を買うことのメリットは、国内なので会社を見に行けるんです。

あと直接企業に電話をして聞けたり、状況がわかりやすいんです。

 

そして日本の投資家が日本株を持って、日本人が株主になってより良い経営になるようにチェックすればいいんです。

最近も、京都にあるフューチャーベンチャーキャピタルという会社の経営陣が総退陣させられたんです。

2%強持っている株主の方が大株主の同意を得て、その人が社長になったんです。

できるんですね、そういうことが。

 

チェック機能を外国人投資家に頼らなくても日本に優秀な人が沢山います。

日本の中でチェック機能を働かせてグローバルで通用する企業を日本の中で育てていけば良いのです。

外国の意見が正しいというわけではないですから。

 

証券ライフチャンネルでお話させていただいていることが少しでも皆様に伝わって、

より多くの方が日本企業の株主になって、日本企業を良くして、日本を良くして行こうではありませんか!

 

日本は人口減・円安・医療費の増大、もうありとあらゆる難問が降りかかってきています。

今後5〜10年というのは色んな事が起こってくるのではないかと思っています。

 

そのような難局の中でも、やはり経済基盤というのは重要なんです。

現在、個人金融資産は2000兆円ありますが、なくなる時っていうのは早いです。

今も、海外に持っていかれます。抗がん剤などの高額な医薬品は、ほとんど海外のものを買ってますので、医療費の大部分が外国に流れています。

 

日本人が日本株を買って、日本の今後の発展にもう一度貢献しませんか?

 

すぐに、という事ではなく、様子を見て安いところで買うのが良いと思います。

おそらく私の予想するシナリオは、金融緩和バブルの崩壊過程で、アメリカ株が大きく下がってくる、

そうするとグローバルでポジションを取っている外国人投資家は、日本株も売り始めます。

その結果、日本株が安くなると思いますので、その時に日本株を拾うチャンスです。

 

安い時に傍観するんじゃなくて、日本株がバーゲンセールになる時が来るかもしれない、その時に備えて

日本株をウォッチしながら「下がってきたぞ」という時に一気に買いに行くのが良いでしょう。

日本人というのはそういう知恵があると思います。

 

証券ライフではヘッジファンドメインでお勧めしておりますが、株もご提案させていただきます。

株式セミナーも、コロナ以後開催しておりませんでしたが、ご要望があれば、また開催していければと思います。

 

証券ライフでは、さまざまなご相談を受け付けておりますので、お気軽にお声かけ頂ければと存じます。


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