ヘッジファンドで、金融緩和バブル崩壊を乗り切ろう!
今までの投資手法が通用しない時代に入りました。
今年に入って、相場が乱高下しています。
米国株はエネルギー・資源株を除いてほとんど下落しています。
エネルギー株は40数%上昇し、公益・生活必需品・素材・ヘルスケア・金融・不動産・IT・一般消費財関連株は、全部マイナス。
特に酷いのはIT関連株です。IT関連株はほぼ全滅という状態です。
時代の寵児と言われたNetflixは高値から4分の1になっています。
従来、良いと思われて買われていた企業の成長力が鈍化し、成長神話が崩れ始めてきたということなのです。
今まで株価が強かったAmazonやGoogleも崩れ始めています。
日本株も同様で、ソフトバンクは高値から半分ぐらいになっています。
なぜかというと、日本の株式市場は、外国人が約7割を売買していて、
外国人投資家というのはグローバルなセクターで運用しています。
同じセクターのアメリカ株が下がれば、当然、日本株も売られるのです。
世界の株式時価総額は金融緩和で拡大してきました。
マーケットにお金を大量にばら撒いた結果、株が上がったのです。
しかし、金融緩和の縮小に伴って、市場にばら撒いたお金を回収し始めたので、株が下がり始めています。
今後2年でFRBは2兆ドル減らすと言っています。
つまり、金融緩和で増やした分の約2割ぐらい減らすということです。
その影響が、既に株式市場に出ています。
また、書籍「次はこうなる」市岡繁男•著によりますと
世界の主要4中央銀行(FRB・ECB・BOE・日銀)の資産総額と株式時価総額は連動していることがわかります。
つまり4中央銀行がお金を増やした分だけ株が上がっただけだったのです。つまり、ここ十数年は、金融緩和バブルだったということなんです。
量的緩和終了と共に株が下がりはじめていて、今後FRBはさらに緩和を縮小していきますので、
米国株を始め、世界全体で株が下がっていく可能性が高いということです。
そうしますと、株も債券もやられてしまうということになります。
そのような投資環境下、「投資家は何に投資すれば良いのか?」
答えは、「ヘッジファンド」「オルタナティブファンド」です。
弊社では2年程前から、いずれ相場は崩れるので、
株式や株式投信から、「ヘッジファンド」にシフトして下さいというお話を繰り返しお伝えして参りました。
ヘッジファンドとは
「さまざまな取引手法を駆使して、相場全体が上がっても、下がっても利益を追求することを目的としたファンド」です。
一般的な投信は「買い」のみですので、相場全体の下落の影響を受けます。
一方、ヘッジファンドは「買い」に「売り」も加えますので、相場全体が下落しても、下落の影響を軽微に抑えられたり、
また、下落相場でもリターンを上げることが可能なのです。
まとめますと、今後、金融緩和終了、資産縮小と共に、株の下落というのが予測できます。
2008年のリーマンショックから、FRBを始め、世界4大銀行が資産を拡大してきて、株価も上がっていただけだったのです。
リーマンショック前後からの15年間は、ちょっと異常な相場だったというふうに考えてもらった方が良いと思います。
金融緩和によって膨らんだお金が株や不動産に流れていき、資産価格が上昇してきたということなのです。
今、食糧やモノの値段が強烈に上がっているのは、金融緩和をやりすぎたということです。
強烈なインフレを退治するには、金融引き締めをしないとどうしようもないので、当面、金融引き締めは続いていきます。
「そうなると株もきついよね」、ということで、私は2年前から「ヘッジファンド」をお勧めしていたわけです。
今後もしばらく金融緩和バブル崩壊の影響は続きますので、その痛手を少なくするには、
「ヘッジファンド」しかないと考えております。
今後は、安いから株を買うとか、これだけ下がったら大丈夫という状況ではありません。
私はリーマンショックもITバブルも経験していますけれども、このようなバブル崩壊時は、バリエーションは関係ないんです。
PERが大きく下がったとしても、来期また業績が悪くなればPERが上がって割高になってしまうんです。
今後数年は、「大きく下がった時に買ったら儲かる」という今までの投資手法は通用しないと考えて頂いた方が良いと思います。
だから、「ヘッジファンド」なのです。
このような厳しい投資環境下で堅い運用商品を探していらっしゃる方は、
是非、「ヘッジファンド投資」をご検討して頂ければと存じます。
証券ライフでは、業界トップクラスのヘッジファンドのラインナップを取り揃えておりますので、
お気軽にご相談頂ければと存じます。