先日、野村證券の若手営業マンと飲みに行き、色々と語ってきました。
彼は、8年程前に、以前私たちが経営していた自然食cafeにやってきた青年で、
その時は大学3年生でした。彼は就職活動の直前で、どうしても、野村證券に入りたくて、
野村徳七翁(野村證券の創業者)のお墓の行き方を教えて欲しいとやってきました。
私がお店のブログで野村徳七翁のお墓のことを書いていたので、それを見つけて、
東京から夜行バスでやってきたのです。
彼の想いは通じ、無事、野村證券に入社できたのですが、理想と現実のギャップに
悩むことが多々あり、1~2年に一回、京都に来て、色々と相談を受けていました。
昨日、一年ぶりに会った彼は、ものすごく成長していました。
自分の中で信念を築きつつあり、自信を持って仕事に取り組んでいる様子が伺えました。
良い上司にも恵まれたようです。
証券の仕事の話になり、彼は今、日本の個別株に力を入れているそうです。
野村證券としての価値はファンドラップではなく、個別株の提案力にあると感じ、
今、お客様に個別株の提案をどんどん行っているようです。
会社の方向性は、「ファンドラップ・投信・保険を積み上げよ」という命題らしいのですが、
彼はそれとは逆を行き、株に力を入れ始めたのです。素晴らしいことだと私は思います。
証券投資の基本は「株」です。株がわからなければ、資産運用の本質はわからないと私は考えます。
私は、野村時代から「株」が好きで、株に力をいれてやっていました。
彼と話しながら、改めて「株」に力を入れていこうと決心した次第です。