
先日、岡山に行った際に食事をしてから、市内中心部を散策していたところ、「ら・む~マート」というお店を発見!興味本位でお店に入ってみると、どうやらディスカウントストア「ラ・ムー」の小型店舗のようだ。
「ラ・ムー」は大黒天物産という会社が展開しているということは知っていたのだが、お店にはまだ行ったことはなかった。



それで、今回、小型店舗ではあるが、「ら・む~マート」に入って衝撃を受けた!
なんと、缶コーヒーが25円、500mlのクリスタルガイザーが48円である。
店内、どの商品を見ても衝撃の価格であった。
野村證券に勤めていた時に、大黒天物産の公募株は販売したことがあったので、
大黒天物産の名前と会社概要は以前から知っていたが、
これほどまでに衝撃的な価格で店舗展開をしているとは思っていなかった。
翌日、事務所に戻って、四季報を見てみると、ここ数年ずっと増収増益を続けている。
売上高も今期1500億円を突破する見通しである。
改めてここ10年くらいの株価の動きを調べてみると、
2008年頃に1000円前後だった株価が
なんと直近では5000円になっているではないか!
バリュエーション的に今は買い場ではないと考えるが、
4000円くらいまで下がったら面白い銘柄かもしれない。
同業との比較は一概にはできないが、
今のPER20倍は少し割高のような感じはする。
今期の予想一株利益255円にPER15倍を掛けて
はじき出した3825円あたりが買い目標値として
適切ではないかと考える。(そこまで下がるかわからないが)
【同業のバリュエーション比較】
コード 銘柄名 PER
2791 大黒天物産 20倍
7532 ドン・キホーテ 22倍
8203 Mr.Max 8倍
大黒天物産のオリジナル商品は衝撃的な安さだが、
ナショナルブランドの商品もかなり安い。
ここで一度買い物をすると、あまりの安さに衝撃を受け、
他店では買えなくなるのではないだろうか?
消費不況の中、店舗を増やし、
業績をこれだけ伸ばしているのは安さだけではなく
他の要因があるのかもしれない。
ラ・ムーの店舗にも一度足を運んでみて、
その要因を調べてみようと思う。
ラ・ムーには他のディスカウント店にはない
何かあるはずである。