
今月の日経朝刊の私の履歴書はカルロス・ゴーンさんだ。
かなり面白い。また、学ぶべきことがとても多い。
ゴーンさんは、倒産寸前の日産を見事再生させた方だ。
1998年当時、日産の株価は290円だった。
その後、ゴーンさんが社長として日産リバイバルプランを実行し、10年で株価は1500円になった。
リバイバルプラン発表当時、「コミットメント」という言葉が流行った。
ゴーンさんは、リバイバルプランで3つの達成目標(①2000年度連結当期利益の黒字化、②2002年度連結売上高営業利益率4.5%以上、③連結有利子負債を7000億円以下に削減)を掲げ、3つのうち、1つでも未達成の場合は「経営陣全員が辞任する」という公約、つまりコミットメントを行った。これらの目標を1年前倒しで達成し、見事、日産を蘇らせた。
ゴーンさんは高給取りだとか、コストカッターだとか巷では色々と言われているが、私の履歴書を読んで、会社や関わる人のことを誰よりも真剣に考え、勇気を持って実行してきたすばらしい方だとつくづく感じた。
あと、半月、ゴーンさんの私の履歴書を楽しみに読みたい。