心の持ち方


投資の世界は真剣勝負です。その中で自分自身が満足のいく成果を出すには、相場の心構えのようなものが必要になります。つまり、精神力です。儲かっているときは良いのですが、相場が暴落したときにその人の胆力が試されます。私は、野村證券時代から数えると、約20年近く、お客様と共に相場の中にいました。ITバブルの崩壊、ライブドアショック、リーマンショックなど数々の暴落相場も経験しております。

その中で、私が学んできたことなどが、投資はもちろん、仕事・企業経営にもお役立ていただけると感じました。ホームページだけでは伝えきれない部分が多々ございますが、私が学び、実践したきたことの一端がお役に立てば幸いです。


人が生きていくため必要なエネルギーは「モチベーション」だと私は考えます。もちろん食べ物も大切なエネルギーですが、それ以上に「自分の心の持ち方」が大切だと思います。投資においても、モチベーションが必要です。何の為にお金を増やしたいのか?

 

投資の世界だけではなく、長い人生の中では色んな困難もあります。あまりの壁の大きさに生きる気力も失いそうになることもあります。私も多少なりとも色んな困難を経験をしてきました。私もまだまだ学びの途中ですが、どのように乗り越えてきたのかお伝えできればと思います。まだ、これが最終的な答えだというわけではありませんが、今、私が指針にしている考え方等をご紹介していきたいと思います。

 

まず、私のベースになっていますのは、中村天風先生の考え方です。私は、どうすることもできない問題にぶつかったときに、天風先生の本に何度も助けられました。

 

私は朝目覚めるとすぐ、天風先生のお言葉をまとめた天風誦句集(黒)、真理行修誦句集(緑)の中から今の自分に必要だと思うところを読みます。

そして、自分自身の役割や目標を確認して、呼吸法を行ってから、瞑想をして、静かな湖面のような精神状態の中に入ります。

 

そうしているうちに、どんなに苦しいことに見える事でも、すべて無駄はなく、成長のための糧であり、気づくためのありがたい経験だと、進化の一つの段階なのだと、喜びなのだと感謝で受けることができます。

 

そして、与えられた環境の中で、自分の知識や能力の最善を尽くし、やるべきことを淡々とやる。そうしているうちに思いがけない方向からの助けや、出会いに恵まれ、いつのまにか道がひらけて行く、という経験を何度もさせていただきました。

 

「晴れてよし、曇りてもよし、富士の山」

 

天風先生の書籍にたびたび出てくる言葉ですが、同じ現象でもその人の心の在り方によって良くも見えるし悪くもみえます。

何ごとも目に見える姿にだけ惑わされるのではなく、その奥にある「変わらない本質」を見据えていきたいものです。

 

投資においても、当然、儲けることが目的ですが、結果は保証されていません。

 

「儲かってもよし 損してもよし 投資道」

 

といった心構えが必要だと私は考えます。 儲かったらありがたい、損したらそれは学びのチャンスだと思います。

 

 

一人一人がエゴではなく、調和と共生を大切にすることで、世界はもっと豊かになっていくと思います。

 

明るく、楽しく、おおらかに、充実人生の創造へ。

 

現在、2泊3日のライフデザインセミナーを企画しております。その中で、人生設計やモチベーション、投資に関する心構えのお話もさせて頂く予定です。

 

※「モチベーション」とは、人が何かをする際の動機づけや目的意識。


◎中村天風先生

野村證券に入社する少し前に、天風先生の本と出会い、それから約20年近く、苦しいときや自分に負けそうになったときにいつも天風先生の言葉を読み、勇気付けられました。

中村天風(なかむら てんぷう)

 

1876年(明治9年)7月30日、東京府豊島郡(現東京都北区王子)で生まれる。

本名、中村三郎。1904年(明治37年)、日露戦争の軍事探偵として満州で活躍。

 

帰国後、当時死病であった奔馬性肺結核を発病したことから人生を深く考え、真理を求めて欧米を遍歴する。その帰路、ヒマラヤの麓でヨガの聖者カリアッパ師の指導を受け、病を克服。

 

帰国後は実業界で活躍するも、1919年(大正8年)、突如感ずるところがあり、社会的地位、財産を放棄し、「心身統一法」として、真に生甲斐のある人生を活きるための実践哲学についての講演活動を始める。

 

同年、「統一哲医学会」を創設。政財界の有力者をはじめ数多くの人々の支持を受け、天風哲学として広く世間に認められるようになる。

 

昭和15年、統一哲医学会を天風会と改称。昭和37年、財団法人の設立許可を受け、現在にいたる。

1968年(昭和43年)12月1日逝去、享年92歳。


愛する諸君!

人間の究極のあるべき姿とは何か。

それは、何も持たない姿だ。

生まれた時を考えれば合点する。

本当に必要なら産まれる時に持って来ているはずだ。

だから、度を過ぎたこだわりを止めよう!

「度を過ぎる」とは執着のことだ。

物事に、心を振り向ける事はあっても、囚われてはいけない。

心を、静かに自由な状態に保っているといつも爽やかである。

と同時に、物事が新鮮味を伴って解って来る。

「運命を拓く―天風瞑想録」より



人生は心ひとつの置きどころ

天風先生のお言葉を一部ご紹介します。下に天風誦句集も掲載しました。書籍もたくさん出ておりますのでぜひご一読ください。

人間とは、生きるとは

●人間は、進化と向上という、偉大で尊厳な宇宙法則を実現するために、この世に生まれてきたのである。

●人間は、健康でも、運命でも、それをだんぜん乗り越えていくところに、生命の価値がある。

●人間の心で行う思考は人生の一切を創る。

●何を志すにも、自己向上を目的とし、しかも自他の幸福のためという広い意味を忘れてはいけない。

 

●この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである。

●宇宙という大生命の流れと人間の心が一つになれれば、ここに初めて生命の本体も本質も分明してきて、当然の帰結としてこの宇宙の心が真善美以外の何ものでもなく、そして同時に人間の心の本質(本然の姿)もまた、真善美以外の何ものでもないことがわかってくる。

心の力

●広大無辺の大宇宙よりも更に心は大きい。

●心というものは、人の生命と宇宙霊とのハーモニーという調子を合わせるダイヤルである。

感謝と歓喜の感情は、宇宙霊に正しい力を呼びかける、最高にして純なる合図ともいえる。否、それは、我々の運命や、健康や、成功などを建設し、または成就してくれる、創造主の力の流れを、命の中へ導きいれる筧(かけひ)のようなものである。だからこそ、何事にも感謝せよ、歓喜せよというのである。そうすることにより、新しく生命を更生する力を、宇宙霊の生命の中から、自己の生命の中へ誘導することになる。

経営・事業とは

●どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である。

●事業をしている人、世のために貢献するというのが、最後の目的であるか。

●ただ自分だけがよくなればいいんだ。自分の仕事だけがよくなればいいんだという、小さな欲望でなく、“世界一の日本を造るんだ”“そして、世界中すべて、日本の自覚した民族のような、平和な気持ちにするんだ”という、もっとでっかい欲望を持ちなさい。

天風誦句集

真理行修誦句集



◎波動の法則

足立育朗さんの「波動の法則」も、本質が書かれていると思います。詳しくは本をお読み下さい。ポイントをまとめてみました。


日々、個人が心がけることは、

①「100%直観で」

➁「全ては自分へのメッセージ」

③「100%自己責任」

④「結果に良い・悪いはない」

⑤「目の前のことに全力で取り組む、最善をつくす」

 

日常生活、家族の学びが大切。

決心→実行→体験→体験からの学び・気づき、そして感謝・お詫び・お礼。それを毎日淡々と繰り返す。

学び・気づきの成果は社会等、他へ還元していく。


「中村天風先生」と「波動の法則」のメッセージは、表現が違うだけで、同じことが書かれていると思います。